
簡単に収穫できるサンチュの家庭菜園
焼肉の添え野菜として有名なサンチュ。
サンチュの日本名は包菜(つつみな)と表記される葉物野菜。
長い期間収穫できるリーフレタスで、
必要に応じて下葉をかき取り新鮮な味覚が楽しめます。
サンチュはキク科:アキノノゲシ属:レタス種の野菜です。
サンチュの蒔き時と収穫時期

北海道
- 蒔き時:4月初旬~7月末
- 収穫時期:7月中旬~10月末
東北高冷地
- 蒔き時:4月初旬~7月中旬
- 収穫時期:7月初旬~10月末
中間地
- 蒔き時:3月下旬~7月中旬
- 収穫時期:6月中旬~10月初旬
暖地
- 蒔き時:3月初旬~7月初旬
- 収穫時期:6月初旬~9月末
発芽の時期の平均気温15~20℃、
収穫までの目安日数は約2ヶ月~。
サンチュは成長が早く、
比較的長い時期収穫が可能な野菜。
時期をずらして多くの苗を育てていくと毎日サンチュの葉を摘む事ができます。
おすすめの葉物野菜のタネ
サンチュの育て方【水耕栽培・露地栽培共通】
サンチュの種蒔き&発芽

露地栽培(畑・植木鉢)の場合
サンチュは好光性種子。
タネをパラパラと蒔いたら土もパラパラ蒔く程度で水をかけましょう。
水耕栽培の場合
スポンジの上で発芽させ、
根の状態の良い物を後ほど植え替えます。
サンチュの水耕栽培については「水耕栽培プランターで育てる葉物野菜栽培・育て方」で解説している通りのため、
以後の誘導リンク・細かな写真解説は省きます。
サンチュ栽培のポイント
庭や植木鉢を畑化する露地栽培では、
密生させてしまうと土中で根が絡み合い肥料分の奪い合いになるので、
タネ蒔きは適度に間隔をあけましょう。
水耕栽培では根に触れる水分自体が全て液体肥料。
養分や連作障害を気にする必要はありません。
ただ、葉が育った時に日光の奪い合いになるので、
葉っぱ側(収穫しやすい間隔)の観点で定植させます。
サンチュの育苗期&水やり

サンチュなどの葉物野菜の場合、
すくすく成長するサンチュたちを見守るだけで収穫期がやってきます。
水耕栽培の場合は根が露出しないように液体肥料を追加投入していきましょう。
サンチュのアブラムシ退治

サンチュが青々と茂ってくる頃、
葉の裏や葉脈の茎部分にアブラムシが見つかるようになります。
時々粘着くんで一掃してやりましょう。
粘着くんの使い方は「粘着くんでアブラムシ駆除」ページで解説しています。
おすすめ殺虫剤 粘着くん液剤
家庭菜園サンチュの収穫

ハサミでも指で葉の根元をちぎっても構いません。
葉の表裏を虫や虫の卵が産み付けられていないかをよく見て、
汚れていなければそのまま食べることができます。
大きくなった葉から収穫しましょう。
外側の育った葉を優先的にカットしていくと、
内側の若い葉に日に当たってちょうど良く成長を続けてくれます。

適当に水洗いしたらそのまま食べられるのがサンチュのいいところ。
茹で卵にドレッシングをかけて、
サンチュの葉は食べ放題状態。
食べていかないと後からどんどん育っていて食べきれなくなってしまいます。

リクガメを飼っていた時があり、
無農薬サンチュをおすそ分け。
むしろカメのために葉物を育てていたというお話も。
春から秋の間、
毎日毎週サンチュを摘むことができます。
以上、サンチュの育て方でした。
液体肥料ハイポニカ
最大効率型水耕プランター
家庭菜園×水耕栽培 Key Points
- サニーレタスより丈夫なサンチュ
- 水洗いでそのまま頂ける葉っぱ
- リクガメもガツガツ食べました
サニーレタスやサンチュ、小松菜(アブラナ科)などは手がかかりません。
サンチュはお手軽で野菜不足な街人におすすめ。