
簡単に収穫できるサニーレタスの家庭菜園
葉がまっすぐなレタスがサニーレタス。
もともとは商品名としての「サニーレタス」だった時期があったようですが、
その名称が一般的になり結球しないタイプのレタスを差す一般的名称となっています。
サニーレタスはキク科:アキノノゲシ属:レタス種の野菜です。
サニーレタスの蒔き時と収穫時期

北海道
- 蒔き時:4月初旬~8月末
- 収穫時期:6月中旬~11月末
東北高冷地
- 蒔き時:3月中旬~9月末
- 収穫時期:6月初旬~12月末
中間地
- 蒔き時:3月中旬~10月末
- 収穫時期:5月下旬~12月末
暖地
- 蒔き時:3月初旬~11月中旬
- 収穫時期:5月中旬~1月末
発芽の時期の平均気温15~20℃、
収穫までの目安日数は約1ヶ月半~。
サニーレタスは葉物野菜の中でも成長が早く、
比較的長い時期収穫が可能な野菜です。
時期をずらして多くの苗を育てることで毎日レタスの収穫ができます。
おすすめの葉物野菜のタネ
サニーレタスの育て方【水耕栽培・露地栽培共通】
サニーレタスの種蒔き&発芽

露地栽培(畑・植木鉢)の場合
レタスは好光性種子。
タネをパラパラと蒔いたら土もパラパラ蒔く程度で水をかけましょう。
水耕栽培の場合
スポンジの上で発芽させ、
根の状態の良い物を後ほど植え替えます。
サニーレタスの水耕栽培については「水耕栽培プランターで育てる葉物野菜栽培・育て方」で解説している通りのため、
以後の誘導リンク・細かな写真解説は省きます。
サニーレタス栽培のポイント
庭や植木鉢を畑化する露地栽培では、
密生させてしまうと土中で根が絡み合い肥料分の奪い合いになるので、
タネ蒔きは適度に間隔をあけましょう。
水耕栽培では根に触れる水分自体が全て液体肥料。
養分や連作障害を気にする必要はありません。
ただ、葉が育った時に日光の奪い合いになるので、
葉っぱ側(収穫しやすい間隔)の観点で定植させます。
サニーレタスの育苗期&水やり

サニーレタスなどの葉物野菜の場合、
すくすく成長するレタスたちを見守るだけで収穫期がやってきます。
水耕栽培の場合は根が露出しないように液体肥料を追加投入していきましょう。
サニーレタスのアブラムシ退治

サニーレタスが青々と茂ってくる頃、
葉の裏や葉脈の茎部分にアブラムシが見つかるようになります。
時々粘着くんで一掃してやりましょう。
粘着くんの使い方は「粘着くんでアブラムシ駆除」ページで解説しています。
おすすめ殺虫剤 粘着くん液剤
家庭菜園サニーレタスの収穫

サニーレタスは赤く色付くものも多いのですが、
赤くなるのを待つ必要は特ににありません。
大きくなった葉から収穫しましょう。
外側の育った葉を優先的にカットしていくと、
内側の若い葉に日に当たってちょうど良く成長を続けてくれます。

適当に水洗いしたらそのまま食べられるのがサニーレタスのいいところ。
食べていかないと後からどんどん育っていて食べきれなくなってしまいます。

リクガメを飼っていた時があり、
無農薬レタスをおすそ分け。
むしろカメのためにレタスを育てていたというお話も。
春から秋の間、
毎日毎週サニーレタスを摘むことができます。
以上、サニーレタスの育て方でした。
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家庭菜園×水耕栽培 Key Points
- とにかく簡単なサニーレタス
- 水洗いでそのまま頂ける葉っぱ
- リクガメもガツガツ食べました
サンチュやサニーレタス、小松菜(アブラナ科)などは手がかかりません。
生でも食べられるサニーレタスはお手軽で野菜不足な街人におすすめ。