植物・野菜の成長に必要な栄養要素 - 家庭菜園 野菜の育て方 ナビ -

【家庭菜園 野菜の育て方 ナビ】 - 第1章 ベランダ家庭菜園研究

 

植物・野菜の成長に必要な栄養要素

■ 植物・野菜の成長に必要な栄養素

 

土栽培であっても、水耕栽培であっても、家庭菜園で育てるのは「植物」であり「野菜」です。農家の方は果物の味や甘さを良くするための研究や工夫をしたり、品種改良への受粉などで長年の経験やノウハウでずっと先へ進んでいるのですが、家庭菜園初心者の私たちは、基礎知識さえありません。

植物や野菜の成長に必要な最低限の知識を簡単に目を通していきましょう。

 

 

 

 

植物が必要とする元素・肥料の三要素・肥料の五要素

■ 窒素&リン&カリウム・・・肥料の三要素。+カルシウム・マグネシウムが重要要素

 

植物が生長するために必要な元素は下記のとおりです。

窒素 (N)、リン (P)、カリウム (K)、カルシウム (Ca)、酸素 (O)、水素 (H)、炭素 (C)、マグネシウム (Mg)、硫黄 (S)、鉄 (Fe)、マンガン (Mn)、ホウ素 (B)、亜鉛 (Zn)、モリブデン (Mo)、銅 (Cu)、塩素 (Cl)。

これら16の元素はそのうち一つでも欠けると植物体の生長が完結しないとのことで、「必須元素」とされています。
水耕栽培の専用の液体肥料では、植物の成長に必要な成分が含まれています。

これらの必須元素の中でも特に植物が多量に必要な養分が下の元素です。

 

窒素
窒素は主に葉を成長させる重要な養分です。葉物野菜はもちろん、他の果実野菜も植物全体のエネルギーを生産する葉の力を欲しますので、全ての野菜のエネルギー要素です。

水耕栽培の時は野菜の種類によって、窒素濃度が多い(窒素過多)植物は根が茶色く変色し、根腐れを起こしてしまいます。
窒素だけを減らすような液体窒素の使い方は難しいのですが、知識は覚えておき、適切な濃度に薄めて使用することを意識しましょう。

 

リン (リン酸・燐酸)
リン酸花や実の成長に必要な栄養素です。
水耕栽培初心者に一番使いやすい「ハイポニカ」という液体肥料はA液(透明液)とB液(オレンジ色)を水道水に投下して使いますが、その内リン酸はA液(透明液)に含まれています。

 

カリウム
カリウム根の成長と細胞内の浸透圧の調整に寄与する栄養素です。
浸透圧のバランスが崩れると、動力ポンプのない植物は植物の全身に栄養を送り込むことができなくなります。

 

カルシウム
土壌に混ぜる石灰はカルシウムの肥料材料として使われています。
カルシウムは人間同様、細胞壁を強くし、最近や病気に強くなる役割を担っています。

 

マグネシウム
光合成を行う葉緑素の形成に必要な元素です。
園芸的には「苦土」と表示されている元素です。

 

 

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水耕栽培では植物の育成に必要な養分が配合された液体肥料を使います

■ 液体肥料なら誰でも簡単に野菜が育てられます

 

植物の成長に必要な栄養素をひとつひとつ覚える必要はありません。
ここで覚えておきたいのは、土栽培では土に肥料成分を混ぜたり、欠乏した養分を追肥として成長に合わせて追加したりしていたという事。

水耕栽培では、濃度を管理するくらいで、液体肥料ひとつですくすく育てることができるということです。
液体肥料は「液肥」と略して呼ばれ、植物の必要元素の配合液なので、水耕栽培でなくとも土栽培の肥料としても使用できます。
むしろ、土栽培での液体肥料で水耕栽培をしてみたら双葉の苗木から収穫まで成長する肥料があり、その用途が有名になっていった液体肥料があります。

 

水耕栽培 液体肥料 ハイポニカ 写真画像【家庭菜園 野菜の育て方 ナビ】 - 第1章 ベランダ家庭菜園研究

 

家庭園芸用の液体肥料(液肥)で初心者に扱いやすい万能型の液肥で評判が良いのは協和株式会社の「ハイポニカ」という商品です。
ハイポニカは万能な液体肥料として有名で、イチゴ栽培以外のほとんどの水耕栽培野菜は500倍に希釈して養液化して使います。
中級者・プロ仕様の液体肥料には「大塚ハウス」という名前の3種類の粉をそれぞれ水溶液にして混合して使用します。

 

ハイポニカ 500cc液肥(A・B液2本組)
ハイポニカ 1リットル液肥(A・B液2本組)
ハイポニカ 4リットル液肥(A・B液2本組)
水耕栽培キット 『ホームハイポニカ501』
ハイポニカ601テキスト付

 

【家庭菜園 野菜の育て方 ナビ】では、家庭菜園初心者が手間をかけずに液体肥料を作れる「ハイポニカ」を使って水耕栽培による野菜作りを解説していきます。

 

 

 

 

植物の成長に必要な外的要素

■ 植物には「水・光・空気・温度」が必要です

 

植物は生きています。「発芽」については、次のページで解説していきます。
植物の基本的メカニズムに少し触れておきます。

 

植物の根の役割

「植物の根」は実は葉や茎より重要な器官です。「根」は植物を支える土台となる他、植物全体へ水分や養分を吸収し、呼吸をしています。
水耕栽培で、根に触れる水が枯れていればその植物は枯れます。容器内が水で満たされていても、根に届く部分以下に水位が下がれば、すぐに枯れてしまいます。

水耕栽培 レタスの根の様子 写真画像【家庭菜園 野菜の育て方 ナビ】 - 第1章 ベランダ家庭菜園研究

植物は「動的」なエネルギー機関を持たずに、植物内の養分濃度の相違による「浸透圧」や、「毛細管現象」などで葉から発散された水分を根で自然に吸い上げるようなメカニズムで揚水しています。

根が腐ってしまえば、植物は死んでしまいます。
肥料の窒素濃度が濃い時や、空気に触れる事の無い環境にさらされた根は「根腐れ」を起こしてしまいますので、水耕栽培では肥料を与えすぎず、エアーレーションをかけ根に空気を送ります。エアーレーションのない水耕栽培では、根の全てを水に沈めるのではなく、上部にスペース(培養空間)を設けて根の下部を水に浸けるようにして呼吸させ根腐れを防いでいます。

根が成長するスペースがなくなると、植物の成長の勢いは止まってしましますので、成長後の根のことを考えてある程度大きなスペースの液肥ボックスを選ぶことも大切です。

 

植物の茎の役割

「植物の茎」は植物の支柱となると同時に、植物内の活動のエネルギーを輸送するパイプラインの役目を持っています。

水耕栽培 植物の茎 写真画像【家庭菜園 野菜の育て方 ナビ】 - 第1章 ベランダ家庭菜園研究

茎は枝別れし、その根元からまた新しい枝が芽吹いてきます。
果実系など、野菜の種類によっては、植物のエネルギーを分散させないようにその新芽を摘む必要のある野菜もあります。

また、新芽から成長した枝の切り口を鋭利にし、水中に浸しておくと根が発生して(挿し木という技術です)2株目になる植物もあります。
効率的に増やして多く収穫を楽しめるといいですね♪

 

 

植物の葉の役割

「植物の葉」はエネルギー生産の光合成の場になります。植物の健康状態は「葉」に出やすいので、植物の調子を見る指標にもなります。

水耕栽培 植物の葉 写真画像【家庭菜園 野菜の育て方 ナビ】 - 第1章 ベランダ家庭菜園研究

水耕栽培では、葉が内側にしんなりと丸まっているような状態であれば、液体肥料の濃度が濃すぎる事を教えてくれています。
逆に濃度が薄くて栄養の低い液体肥料を吸っていると、葉が反り返っているような状況が見受けられるので、葉の状態で液肥や水分調整をしてあげることができます。

 

 

植物の花の役割

多くの野菜で花は咲きます。レタスや大根も食用として収穫せずにいればいずれ花が咲いて種ができます。

水耕栽培 植物の花 写真画像【家庭菜園 野菜の育て方 ナビ】 - 第1章 ベランダ家庭菜園研究

実を収穫する野菜の場合、花粉が雌しべに付き、受粉することで結実します。
自然界ではそよ風や蜂や蝶などの昆虫によって受粉しますが、部屋栽培であれば成長の過程で自然に受粉する花もありますが、虫も飛んでいませんので、確実な収穫のために人工受粉をさせてあげた方がいいかもしれません。化粧用の筆や耳掻きのフワフワ部分で花の中心をコチョコチョと触れてあげるといいでしょう。

 

 

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